断食で腸内環境を整える

断食をすることに否定的な意見をもっている専門家もいるのでしょうか?

2018年02月17日 18時23分

■「断食をすることでストレスを感じて逆効果ではないのか」という主張
断食は定期的にしなければなりません。その都度ストレスがかかります。腸は脳に次いで神経細胞が多く走っています。脳と特殊な経路で繋がっています。ストレスを感じることは、脳や腸にも悪い影響があるという主張です。
 
■「断食によって生活のリズムが崩れる」という主張
生活のリズムが崩れることによってナチュラルキラー細胞の活動が低下します。十分に機能しないとガンになりやすくなるという主張です。断食をすることで、日常の「日内リズム」が崩れるのです。
 
「日内リズム」とはどういったことなのでしょうか?
概日リズムとも呼ばれるもので、生き物が持っている24時間を一周期する生理現象のことを言います。「体内時計」という名前で言われることもあるので耳にしたこともあるでしょう。時差ぼけなども日内リズムと関係があります。
 
ナチュラルキラー細胞は免疫細胞の中でも大切は働きをします。一番働く時間帯は朝の9時前後・夕方の5時頃です。日内リズムが崩れることで免疫低下が心配されるのです。